2016年2月8日、ディズニーファンにとっては悲報とも言えるお知らせがオリエンタルランドより発表されました。
タイトルは
「東京ディズニーランド®」「東京ディズニーシー®」価格改定について
公式文書はこちら
値段が下がる…はずもなく、4月1日から1デーパスポート(大人)500円値上がりの7,400円はじめ、各チケットが値上がりとなりました。値上げは2014年、2015年に続いて3年連続。
2014年6,400円→2015年6,900円→2016年7,400円
と2年前に比べて1,000円も値上がりしているんです。消費増税がそのうちあるでしょうからまた値上がりするのかなと思いますが、それにしてもTDRのチケットは消費税よりも値上がりスピードは早いような…汗
体験価値の向上は実際図れているのか・・・?
OLCの発表によると、
スティッチ・エンカウンターやエレクトリカルパレードのリニューアル、スターツアーズのスペシャルバージョンなどの導入(中略)2 パークにおいて快適な環境づくりに向けた改善を行うなど、ハード、ソフトの両面でパーク を訪れるゲストの体験価値向上に努めてまいりました。(「東京ディズニーランド®」「東京ディズニーシー®」価格改定についてより引用)
とのこと。確かにここ最近のリニューアルや新アトラクションの追加に力を入れていたり、4つ目のディズニーホテルがオープンするなどハード面での投資は大きなものがあるように見えます。しかしソフト面では…?
様々な報道などでも言われているように、アルバイト時給を含めた賃金の問題やTDRの根幹とも言えるショーの制作費が削減されているなどソフト面では疑問符が付くような部分も少なからずあります。公式発表では体験価値の向上と言っていますが果たしてそれは図れているのでしょうか?
TDRも岐路に
様々なコンテンツを取り入れあらゆるファン層を取り込んでいるユニバーサルスタジオジャパンに対して一時の勢いに若干の陰りも見られるTDR。業績的には確かに上昇中ですが、実際のパークでは混雑の問題などもあり、「体験価値」が本当に向上しているのか?という面もあります。ベースのコンテンツを拡張していくのはもちろん必要ですが、今だからこそもう一度「夢がかなう場所」として、もっとファンに夢を見せ続けてくれるようなソフト面での充実も図っていってほしいと切に願うばかりです。