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新入社員が気になる初任給の平均額・手取り金額は?

2015年4月23日

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4月に新社会人デビューした皆様おめでとうございます。働き始めるとやはり気になってくるのが「お給料」。特にこの4月から新入社員として社会人となった方には「初任給」はとっても気になるところではないでしょうか?今回は、初任給はいつ貰えるのか、手取りでいくら貰えるのかをお伝えします。

いつ給料が支払われるのか?

これには大きく3パターンに分かれます。

1.月末締め、25日払い

この場合は固定給が全額25日に払われます。というのも、固定給の部分はその名の通り「固定」なのでそのまま支払うことができるため、固定給の部分は当月入ってくることになります。当月の残業代等の固定給以外の部分のお金は月末に締められて、翌月払われるため、5月分の給料に上乗せされます。

2.◯◯日締め、25日払い

これは会社によって分かれるようで、1つは、固定給は25日に払われるが、固定給以外の部分は前月締め日〜当月締め日までの換算で25日に払われるパターン。もう1つは、固定給・固定給以外の残業代等をまとめて前月締め日〜当月締め日までを計算するパターン。こちらのパターンだと締め日までの日割り計算になるため、4月の初任給はちょっと少なめになるかもしれません。

3.△△日締め、翌月□□日払い

こちらはアルバイトでありがちな給料支払パターンです。このパターンの方は初任給まで頑張ってください…!

初任給の平均金額は?

気になる初任給の平均金額は、日本経済団体連合会(経団連)の2014年の調査で以下の通りとなっているようです。

Banners_and_Alerts_と_https___www_keidanren_or_jp_policy_2014_088_pdf_search__2014年3月卒新規学卒者決定初任給調査結果_

参照・引用:日本経済団体連合会 2015 年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」

大卒で20万円前後、短大卒で18万円前後、高校卒で16〜17万円となっています。

最終的に貰える「手取り金額」は?

皆さんご存知の通り、額面金額と実際貰える手取り金額は異なってきます。給料から引かれるものは以下の通り。

  • 健康保険料(5月分〜)
  • 厚生年金保険料(5月分〜)
  • 雇用保険料(4月分〜)
  • 所得税(4月分〜)
  • 住民税(2年目6月〜)

新入社員初任給で引かれるのは雇用保険と所得税のみ。5月分からは上2つの保険料が引かれるので手取りが4月より少なくなる可能性が高いです。(残業時間等にもよります)

それでは早速シュミレーションしてみます。大卒、基本給20万円、通勤手当1万円、扶養家族0人の場合。

・雇用保険料→4/1000(農林水産業、酒造、建設業は5/1000)

※平成28年から保険料が2%(会社、被保険者それぞれ1%)引き下げになりました

(基本給20万+通勤手当1万円)×4/1000=¥840

・所得税→通勤手当は基本的に非課税のため、基本給から雇用保険料を控除した金額=¥199,160 を

給与所得の源泉徴収税額表(平性28年版)の甲・扶養親族等0人と照らし合わせると ¥4,480

よって

(基本給20万+通勤手当1万円)ー(雇用保険料¥840+所得税¥4,480)=¥204,680

が手取りとして貰える計算になります。

いかがでしたか?初任給をもらうことはアルバイトで稼ぐこととはまた違った喜びがあるかと思います。

大切に使わなければいけないのはもちろんですが、お世話になった両親に贈り物をしてみてはいかがでしょうか?

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新入社員として心構えておくべきことが詰まった本を買うのもよいのではないでしょうか。

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参照

国税庁ホームページ

経団連ホームページ

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